開い言の葉

開い言の葉
隙間非らず読みも仮名も自らで文から拾い
尖に昏くもなく跡に写る
合わせも離しも色と彩となり線も糸も一文字も
色と彩の混じわり日の煌る本に見つめし所よ在る
問いに角ほどきを求むなかれ
文に角断ち言の葉忍びなる
意味など無く言の葉を拾い見つけ合わされば彩となり合わせ金建となる
優しき言の葉は語らない
易しき言の葉は在らず
趣き楽し極み文字の座においでませ

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